ボケかけ母との            ハラハラドキドキ心模様
認知症と診断された80才の一人暮らしの母と娘の日常生活。そして、ふらふら揺れる家族の心と不安定な母の気持ち、泣いたり笑ったり怒ったり、そしてポジティブに暮らしていく現在進行形のお話。
もっとボケてる〜その2
リリーさんの電話をきったあと、私はすぐに兄の所へ電話をかけました。

というのは、電話をきる時にりりーさんが「じゃあ、お兄ちゃんに車で取りに行ってもらうから」とタンカをきったものですから。
それに進行具合を兄に知ってもらおうとも思いました。

 「また、リリーさんが変なこと言っていて、お兄さんに迷惑かかりそうだからお知らせしようと思って。」

どうも私も認知症のリリーさんに巻き込まれていますよね。ボケているんだということを忘れて、リリーさんの言うことを真に受け兄に電話で頼むんだと思うのだから…ここが家族の悲しい所です。

 「どうしたの?」

は、かいつまんで話ました。

 「何をやってんだよ〜わからなくなっている相手に本気でわかってもらおうなんて思って、反論したって仕方ないじゃないか。」

 「わかっているわよ。でもどうしたらいいの?」

 「適当に流すしかないだろう。」

 「それじゃあイヤなのよ。今だけの話じゃなくて、小さい頃からなんか理不尽なことがあったなあなんて思いだしたり。適当に流してきちゃって、後で苦しくなったし!なんてことを考えたりね。だからりりーさんの生きているうちに言いたいことは言おうってきめたのよ。
なかった電話をあったように話すなんてかなり進んでるでしょ。まったくなっかったんだから。

 「そうだよね。でも年寄りの記憶ってそんなもんじゃないの。80過ぎてる訳だし。」

だから記憶じゃないんだって

兄はまだリリーさんの認知症を認めず、年のせいだと思いたいのでしょうか?

 「そういえば、そのミシン10年くらい前にリリーさんがあげったって言ってたよ。なんか言ってきたら、そう言ってやるよ。
俺も10年くらい前にホットカーペットをもらったら、勝手に持って行ったとしつこく言われているよ

普段、兄との電話なら用件を言って、5分か10分で終わるのに、なんだかんだとの話も聞いたりして1時間も話していました。

段々と伝えたいことがずれてしまいました。
は、ありもしない電話を真実のように思いこんでしまっているりりーさんの状態を言いたかったのです。

 「とにかくそんな事があったということだからね。」と電話をきりました。

リリーさんにも多少の自覚があるみたいです。
「最近変なことばかり起こるのよ。

 「今日のこと以外で何があったの?」

「そんな事覚えていないわよ

そりゃそうでした。

さて、兄との電話をきると又電話が鳴りました。

リリーさんです。                 
              つづく      

テーマ:認知症を介護する家族の悩み - ジャンル:福祉・ボランティア



プロフィール

あず

Author:あず
ただいまセラピールームOpen Your Heart ユーリアを開設し、共同経営者セラピストゆずと共に夢と希望にむけて歩んでいるところです。

〜ゆず&あず流〜 人生捨てたもんじゃない!
ある日突然認知症と言われた母、それを聞いた私は、否認・怒りそして受容へと前進していけるのでしょうか…



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



友達申請フォーム

この人と友達になる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ



FC2カウンター