ボケかけ母との            ハラハラドキドキ心模様
認知症と診断された80才の一人暮らしの母と娘の日常生活。そして、ふらふら揺れる家族の心と不安定な母の気持ち、泣いたり笑ったり怒ったり、そしてポジティブに暮らしていく現在進行形のお話。
糖尿病
何故リリーさんが認知症になってきているのかというと、糖尿病が原因になっているのです。

糖尿病は、それ自体は命に関わることもなく怖くありません。ただ全く気付かずにジリジリと進んでいく病気です。

怖いのは、合併症。血管の中を余分な糖分が流れていくのだから、当然血流が悪くなります。血流が悪くなるということは、末端にある手足がしびれ、感覚がなくなるのです。釘を踏んだり、火傷をしたり何か怪我をしても、気づかずひどくなっていきます。最悪の場合は、手や足の切断になってしまうのです。
また、目の毛細血管も詰まり眼底出血がおこり、視力がおちてくる。そして、失明へとすすんでいきます。
内臓にも変化がおこり腎臓が機能低下していきます。
血管が詰まってくるので、心筋梗塞、脳梗塞にもなります。

そして、リリーさんも30年も患い続けている糖尿病で手足がしびれ、左目は失明、右目も形がわかるくらいにしか見えない視力です。腎臓も悪くなり、そして、脳の血管が詰まり気味になり認知症になってきたのです。

もちろん病院にも通い、薬も飲み、インスリンの注射もしていました。
ただ、それは糖尿だとわかってから10年以上も経ってからです。リリーさんが、糖尿病だと診断された頃はまだ“ぜいたく病”なんて呼ばれていたのです。そして、今のように血糖のコントロール(空腹時血糖やHbA1c)が大切なことだとはわからなかったし、知らなかったでしょう。

体重のコントロールをするためにカロリー制限をするというより『やせなきゃ、やせなきゃ』『食べすぎているんじゃないか』と心配したり、悩んだりを繰り返していました。そして、いくら食事制限をしても、何かが変わるわけでもないし、食べても食べなくても変わりはしないと元の食生活に戻ってしまうのです。血液検査の前だけ食事を控えたりはするのですが…

お医者さんにいっていれば治るのじゃないかとか、薬を飲んでいれば何とかなるのではないかと思っていたのではないでしょうか。

でも、違うのです!お医者さんは診察し、助言を与えてくれます。薬もだしてくれます。薬だって病気と闘う手助けをしてくれます。
“誰かが”“何かが”私を病気から救い出してくれるだろうと思っていては、助からないのです。その為に自分はどうしたらよいのかと考え、行動すると、サポートしてくれるお医者さんや薬が上手く働いてくれるのです。

リリーさんをみながら私は、そんなことを学びました。

リリーさんだって、身体が動かなくなり、目が見えなくなるとわかっていれば、もっと早く節制していたでしょうけれど。

自分の人生は、自分が主役!自分で生きなければいけないのです。そして、自分の身体は自分で作って責任をもたなければいけないのですね。

リリーさんの一言 私は糖尿以外健康体よ!!

テーマ:認知症を介護する家族の悩み - ジャンル:福祉・ボランティア



プロフィール

あず

Author:あず
ただいまセラピールームOpen Your Heart ユーリアを開設し、共同経営者セラピストゆずと共に夢と希望にむけて歩んでいるところです。

〜ゆず&あず流〜 人生捨てたもんじゃない!
ある日突然認知症と言われた母、それを聞いた私は、否認・怒りそして受容へと前進していけるのでしょうか…



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