登場人物…リリーさん(81歳一人暮らし) あず(リリーさんの娘) ゆず(あずの仕事のパートナー) その他 色々な人々
プルル〜プルル〜「ケアマネージャーのGです。驚いたでしょう…」夕食時の突然の電話でした。 そりゃ驚くさあ。電話は、普通「もしもし」とか「久しぶり?」とかから始まるんだから。何を驚けばいいんだろう?なんてことまで考えてしまいます。
その日は、糖尿病から様々な合併症を起こしているリリーさんが、訪問看護を頼み始めた第一日目でした。もちろんリリーさんからも報告の電話はありました。(というか、雨にも負けず風にも負けず毎晩7時に必ず電話があるのですが)「看護婦さん来たんだけど、途中で電話に出たら黙って帰っちゃったのよ。」まあ、なんて失礼な人だろうと思った私です。「その後なんとも言ってこないから、どうするのかしら?」
その後のケアマネからの電話でした。看護士さんのその態度に驚いたってこと?イヤイヤ、もっと批判的な雰囲気だぞ。とまあ、ひとまずお聞きしましょう。
「お母さんにキチンと2度も声をかけて帰ってきたのに、黙って帰ったって凄い勢いでお怒りの電話があったんですよ。でも、看護士さんの話を聴くとそうじゃないみたいで…ネ。お母さんも段々にボケてきているから。」
ボ、ボケ!あの母が?お金の計算が速く、物の値段を決して忘れない、記憶力だけには自信のあった母がボケてる!まさに驚天動地、青天の霹靂。ケアマネさんたち自分達の失敗をごまかしてない?ぼけてる。あんな事もこんな事もするの。どうするのお〜
リリーさんのつぶやき“年とるとこんなに馬鹿にされちゃうのね” テーマ:認知症を介護する家族の悩み - ジャンル:福祉・ボランティア
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