2006年も終わりに近づいています。
リリーさんの今年の変化は結構激しいものでした。
先日、リリーさんは私の息子(リリーさんにとっては孫です。)タッキーについて語り始めました。
リリーさん 「タッキーは、蕎麦やの旦那さんに気に入られてお店に住み込んで働いているのよね 」
タッキーは、今大学4年生、デパートの中に入っているお蕎麦やさんでアルバイトをしています。
わたし 「そんなことはないわよ。デパートの中では住み込めないでしょ。第一毎日家に帰ってきてるし… 」
リリーさん 「あらあ〜そうだっけ 」
そして、話は変わります。
リリーさん 「タッキーの蕎麦やさんに行ったわよね。ほら暖簾くぐってさあ。」
わたし 「わたしは行っていないわよ。」
リリーさん 「あ〜 お兄ちゃんと行ったんだわ。そしたら、タッキーが天麩羅たくさん出してくれて。おいしかったわあ。店長さんも、タッキーが良く働くからって天麩羅もってでてきてくれて。」
リリーさん 「それにお土産にまた沢山天麩羅をくれたのよ。翌日の昼まで食べたのよ。」
わたし 「それは、よかったわねえ。 」
リリーさんは以前より楽しそうに生き生きと色々なことを話します。
リリーさんの中では、全てが真実で自分の中で起こっていることなのでしょう。
それを私は否定をするつもりはありません。
そんなことはなかったとわからせ、不安にさせても誰が嬉しいのでしょう。
それよりは、りりーさんがいつもの椅子に座り、自由自在に色々な所へ行き、楽しんでいる ことの方がホットします。
タッキーにリリーさんの話したことを教えました
タッキーは「そうか、良かったよ。おれが何もしなくてもお婆ちゃん孝行できてて、じゃあ、実際そうだったってことで。 」
認知症とは、それぞれの認知の仕方に問題を生じるということなのが改めてわかりました。
そして回りの人間が、時にはその世界に入ってみるのもいいかもしれません。
私が何故そんな心境になったかは、後ほど…
何だか元気で楽しそうなリリーさんになったという報告で2006年が終われることが嬉しいです。
みなさま 良い年をお迎えください。 
テーマ:認知症を介護する家族の悩み - ジャンル:福祉・ボランティア
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